「ケツ脳」のヤツには何を言ってもムダ

映画や本の感想を中心に、日々感じたことなどを。

大学受験の記憶

今週のお題「受験」

 

 はじめてお題というものに則って記事を書く。

完全に自分のお話です。

 

 

 

私は頭は良くないが、受験勉強が割と好きな人間だった。

 

偏差値や順位が出て競争心を掻き立てられるし、

英語がどんどん読めるようになるのも、文法法則を知るのも好きだった。

数学は苦手ではあったが、難関大の過去問をうんうん考えて答えをやっと出せたときの快感といったらなかった。

現代文なんかも答えの規則性を知るのが好きだったし、そもそも文章を読むことが楽しかった。

 

最も好きな科目は世界史であったが、世界史の面白さについての話はここでは省略する。

 

 

そんなこんなで受験勉強は楽しかったし、1月はじめの時点では問題なく志望校に合格するだろうと思っていた。

 

 

しかし、私のメンタルはびっくりするくらい弱かった。

 

1月半ば頃に、高校で力を持っていた教師と大喧嘩し、学校に行きづらくなった。

 

私は第一志望大が私立大学であったために私立の推薦組のためのコースに所属していたのだが、推薦ではなく一般入試で大学を受けた。

そこで「私立コース」の生徒の勉強は見ないといった差別を受け、提出した宿題に赤字で「これは添削しません」と大きな字で書かれたものが教壇に放置されたことがあった。

私はこれに激怒するも、聞き入れてもらえず受験前に高校に行かなくなってしまった。

 

それまでは高校の自習室を使って勉強していたため、私は馴染みの勉強の場を失った。

自宅で勉強して、糞教師を見返したかったが、私はあまりに弱かった。

 

受験日が近づいているプレッシャーがあった。

勉強しなければいけないという義務感があった。

 

だけど、机についていざ過去問を解こう、過去問のやり直しをしようと思っても頭の中がグルグルと混乱して全く集中できなかった。

重点的にやらなければいけないのは英語であったが、楽しい世界史の勉強ばかりやって満足感を得ていた。

 

次第に勉強時間が減り、グダグタと勉強から逃げるようになった。

この頃には勉強が苦痛でしかなかった。

毎日読んでいた英語は、読まなくなった途端急に読めなくなっていった。

 

そして第一志望大学の受験日前日になった。

地方に住んでいた私は、前日に一人で東京のホテルに泊まっていた。

 

1ヶ月近く勉強をサボっていた不安と罪悪感で体調を崩していた。

さらに変なものを食べたのか、夜から朝までずっとトイレで吐いていた。

 

試験では全く解けずに終わった。

 

 

その1週間後に第二志望の試験を控えていた。

何もかもどうでもよくなった私はマンガを10冊くらい買ってゴロゴロ読みながら過ごした。

試験もどーせ受かんないだろうけど、滑り止め受かってたしもうどうでもいいや、という気持ちで受けた。

 

 

第一志望は不合格だった。

第二志望はなぜか合格していた。

 

結局第二志望の方に進んだが、今となってはそのおかげで経験できたこと、出会えた人もたくさんいるので、第一志望の大学に受からなかったことに後悔はない。

 

どこの大学に行くかよりも、その大学でどう過ごすかが大切だということも、今は当たり前のことに感じる。

 

 

まあ、後々考えればこれでいーのだ。