日記

映画や本やゲームの感想を中心に、日々感じたことなどを。

【映画感想】シン・ゴジラ2回目観てきた(ネタバレ有)

既に夏の熱狂は過ぎ去ってるであろうシン・ゴジラだけど、2回目を観てきた。

 

ネタバレガンガンしていくのでまだ観ていない人は絶対に読まないで!

 

 

 

 

私は映画オタクでもないし、細かく考察できるだけの能力もないのでとにかく思ったことを書くよ。

要約もなにも、観りゃわかるって感じだし。この映画に関しては雑な要約を読んでも本当につまらないと思うから。

 

 

シンゴジラを観た私の一番の感想はこれだ。

「働く大人ってカッコいい!!!!」

 

なんと純朴で頭の悪い感想か!といった感じだけど、本当に1回目も2回目も純粋にこの感想なんですよ・・・。

日本の政府がどうだ、核問題がどうだ、軍事力がどうだ、ゴジラのリアリティがどうだ、終わり方がどうだなんて二の次で、とにかく働く大人がかっこいい。

はたらくくるまに憧れる幼稚園男児みたいな感想ですね。

 

政府で働く人もかっこいいと思ったし、レスキューや警察の人もかっこいいと思ったし、自衛隊の隊員の一人ひとりもかっこいいと思った。

 

いろんな人がいろんなバックグラウンドを持ちながらも、日本を守りたい、国民の命を守りたいって気持ちを持っていて、そのために頑張る。

その姿が本当に美しく見えて、明日からも頑張って生きようと思える。それだけで、すごく私の中には残る映画だ。

 

 

 特に私が劇場で1人で泣いちゃったシーンは、ラスト方の里見臨時総理代理がフランスに頭下げてるシーンだ。

 

「あ~あ、のびちゃったよ・・・」「総理の仕事って大変だなあ・・・」「こんなことで歴史に名を残したくはなかったなあ」

などの台詞を残し、なんとなくパッとしない・頼りない・呑気なイメージを持っていた里見さんの、あの信念のこもった姿勢に、ついつい涙が出てきてしまった。

 

あと里見さんの台詞だと、「避難とは、住民に生活を根こそぎ捨てさせることだ。簡単に言わないでほしいなあ・・・」も好きだ。

大河内総理大臣も保身よりも最後まで東京に残って東京を見届けようとしたし、総理大臣としてのプライドや国民を守ることへの信念を感じた。

しかし、里見臨時総理にはまた別の、国民への想いがあって、それを特に感じたのがこの台詞だ。

 

 

 「働く大人」に話を戻すと、やっぱり避難誘導をするレスキューや警察の人たちがカッコいい。

非常時で、自分の命も危ない時であるのに、仕事を全うする。その姿勢がとにかくカッコいい。

レスキューや警察だけでなく、TV局の人や川崎の防災アナウンスの人、運転手などなど、非常時でも自分の仕事の責任を放棄しなかった人たちがいたからこそ、守れた命や守れなかった自分の命があるのだと思う・・・。

 

ただ正直、家電量販店で誰も客なんてこないのに律儀に働いている彼にはそういったかっこよさは感じなかった。

彼は信念があってあんな時にもあそこで働いていたのだろうか?それともただ出勤せざるを得ない体質なのだろうか?

 

自衛隊の人たちもカッコいい。

「攻撃だけが華じゃない。住民の避難を急がせろ」のところがカッコいい。

作戦がたとえ失敗しても、住民を避難させてまた次の作戦に備えるプロ意識がカッコいい。

 

支援物資のカレーも自衛隊かな??うろ覚えだけど、そういう細かいところもよかった。

あと対策本部が移動するときに、迷彩柄の服の人(名前わからない)が最後までみんなが出たのを確認してるのもなんかグっときた。ああいうちょっとしたところに出てくる責任感が好きだ。

 

 

登場人物や名シーン、名台詞を一つ一つ語っていてはキリがないので感想はこの辺にしとこうと思う。

私もカッコいい大人になれるように頑張るぞ。

 

終わり。

 

 

 

 あとツイッターのこのハッシュタグとても面白かったです。

うっかりネタバレで見ちゃったら許せないだろうけど・・・。

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